正月早々えろえろ、を避けた結果です。
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まだ初詣に行ってません。
待ち人 [2/2]
おとなしく並んで参拝を済ませた刹那は、人の列から逃れた開放感で伸びをする。そんな彼女に、信仰の舞台とは思えぬ喧噪の中でも深く響く、低い声が放られた。
どこの神社でも見かけるお神籤売り場の中に、真名が座っていた。人にだけ並ばせて自分が参拝しないのは服装を気にしてのことだろうと考えていた刹那だったが、それは先刻同様に気の回しすぎだったと言える。刹那を待って建物の内部に回り込むのに、時間を要するというだけの理由のようだ。
「うちのお神籤は、なかなか当たるらしいぞ」
「商売熱心な巫女だ」
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どこの神社でも見かけるお神籤売り場の中に、真名が座っていた。人にだけ並ばせて自分が参拝しないのは服装を気にしてのことだろうと考えていた刹那だったが、それは先刻同様に気の回しすぎだったと言える。刹那を待って建物の内部に回り込むのに、時間を要するというだけの理由のようだ。
「うちのお神籤は、なかなか当たるらしいぞ」
「商売熱心な巫女だ」
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待ち人 [1/2]
着物姿の少女たちを飲み込み、ガラス戸は騒々しい話し声を断ち切った。
実家へ帰省した生徒が多く、普段より住人の少ない中等部女子寮。その玄関をじっと見つめる私服姿の少女が、傍目に分かるほど急に力を抜く、その瞬間。
「お疲れさま」
「……龍宮か」
小さな動揺を声に乗せることなく、振り向かず応える。 【“待ち人 [1/2]”の続きを読む】
実家へ帰省した生徒が多く、普段より住人の少ない中等部女子寮。その玄関をじっと見つめる私服姿の少女が、傍目に分かるほど急に力を抜く、その瞬間。
「お疲れさま」
「……龍宮か」
小さな動揺を声に乗せることなく、振り向かず応える。 【“待ち人 [1/2]”の続きを読む】
